2020年に行われる
東京パラリンピックの競技として
注目を集めている「ボッチャ」
日本代表の実力は
世界でもトップレベルで、
2016年には団体戦で
銀メダルを獲得しているんです。
今回はそんなボッチャという競技の
ルールや注目選手などについて
調べてみました。
ボッチャのルールは?
ボッチャのルールについて
わかりやすくまとめてみました。
ルール説明の前に、
まずは基礎知識から紹介します。
ボッチャの基礎知識編
ボッチャで使用するボールは
全部で13個あります。
このうちの6個が青色で、
6個が赤色です。
最後の1つが白いボール(ジャックボール)です。
ボッチャのルール編
ボッチャという競技は、
すごく分かりやすく言うと
「的当て」となります。
先ほど紹介した
白のジャックボールめがけて、
赤のチームと青のチームが
ボールを投げ合うのです。
互いのチームが全球投げて、
ジャックボールにより近いボールを
投げたチームが勝利となります。
更に少し詳しく見ていきましょう。
ボールを投げる順番について
1.最初にジャックボールを投げるのは
赤のチームと決まっています
2.その後に、青のチームが投げます
3.次はジャックボールに
遠い方のチームがボールを投げます。
※相手側のチームよりも
ジャックボールに近づく事ができるまで、
連続して投球が可能です。
相手側のチームよりも
ジャックボールに近い投球をできたら、
次は順番が入れ替わります。
4.お互いのチームが全ての投球を終えると
1エンド(試合の数え方)が終了します。
得点の計算方法について
ジャックボールに近い方が
勝利となりますが、
得点は
「相手側の投球したボールよりも
何個のボールを
ジャックボールに近づける事ができたか」
で計算します。
そのボールの個数が
そのまま得点となります。
(例えば、3個近づいていたならば3点)
ボッチャの見どころは?
障がいを持った方でも
楽しめるスポーツのボッチャですが、
なんといっても見どころは、
ビリヤードやカーリングのような
ゲーム性にあると思います。
選手一人一人が相手側の投球を予想し、
戦略を練りながら競い合います。
そしてもう一つの見どころは、
選手が投球する際に使用する
「ランプス」と呼ばれる
投球を補助する道具にあります。
投球する選手が投げやすい様に
ランプスの種類や投球のスタイルも様々なのです。
ボッチャの注目選手は?
ボッチャの広瀬隆喜選手
日本のボッチャ界を背負い、
牽引する頼れる頭脳派プレイヤーです。
投球したボールをぶつけて
弾いたりするのが得意で、
どんな選手と試合になっても
恐れずに全力で試合に臨む、
熱き闘志を持つ選手です。
ボッチャの杉村英孝選手
緻密な戦略を練り、
数々の勝負を制してきた注目選手です。
単純な競技と言われがちなスポーツですが、
技を使いこなしゲームを組み立て、
配球を考えるのが得意だそうです。
相手との駆け引きを楽しみ、
ゲームを制していく、
そんな選手です。
まとめ
パラリンピックの競技のひとつ
ボッチャについて
ルールや注目選手についてご紹介しました。
最初は「ボッチャ?何それ?」と
思われがちですが、
ルールを理解したら、
誰にでも楽しめ、
有名になりそうな競技です。
カーリングが、
冬季オリンピックの競技に
選ばれたことで注目され、
徐々に人気スポーツになっていたように、
ボッチャも今回の
東京パラリンピックで、
有名になっていきそうです。
日本のボッチャは、
世界的にもトップレベルと言われており、
現在注目されている
広瀬隆喜選手や杉村英孝選手のプレーも
見てみたくなりますね。